ましょ出歩いてい


で、
結果的に僕は自分にとって必要不可欠なものを
入手することができたってわけです。

この、いかにもな箱に入ったインセンスも良かったですよ。

非常に長いんですよね。
30センチはあることでしょう。
半分に折って僕は使いましたが、
それでも1時Neo skin lab 代理人間弱は焚けますね。
それで500円。
こりゃ、とんでもなく安いですよ。
うん、大満足の結果です。


しかし、ここまでは去年の話です。
そのインセンスも残り少なくなってきたので
僕はふたたび《Mabolocci》さんに行って参りました。


こちらは店主の方です。
この方が非常に良いんです。
ご自分でもチベット(だったと思う)に行かれていて、
その写真も見せて頂きました。
お話も面白く、ずっと聴いていると
あっという間に時間が過ぎ去ってしまう感じです。


一回目のときも、まあまあ長くお話してくれたのですが、
今回も様々なことを聴くことができました。
そして、
新たなる、これまで見たことのないインセンスを
買うことも出来ました
(前に買った長いのが品切れだったからですが)。


でも、
ちょっと長くなったので
これは二回にわけちゃいますね。


1年を通じて最も寒い時期に突入してしまいましたね。
僕は寒いのがことのほか苦手な質なので、
この季節が最も嫌いです。
冷たい風が吹きすさび、厚手のコートを着ていても
体温が奪われていく――なんて書いているだけで
体幹まで凍えてしまいそうです。

この世界にはいろんな質の人間がいるもので、
ごくまれに僕は考えられないような人物に出会うことがあります。
それは、
この極寒の時期に半ズボン姿で出歩いているような人物ですね。
まあ、
主に小学生男子に多いから学校の制服なのかもしれませんけど
それにしたって、ねえ。
見てるだけで、こっちの太腿にも寒イボがたってしまいそうです。


ついこの間も、
ヒートテックをはき、ジーンズをはき、
足首には短めのレッグウォーマーを装着し、
セーターにマフラーにコートという僕の横を
半ズボン姿の少年が駆け抜けていきました。
感染症が流行ってるのだから、体幹を冷やすようなまねは
よした方がいいよ。免疫機健康生活能が弱まるからね」と
僕は言ってあげたかったです。
身体を鍛えるという側面もあるのでしょうが、
「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」と言うじゃありませんか。
それに、
見てる方まで凍えさせるような服装は
やめてもらいたいというのもありますしね。


で、
そのときに思ったんですけど、
ああいった半ズボン(鼠径部辺りまでの丈で、
ちょっと股間が危うくみえるタイプ)は
いったい何歳くらいまで着用O.K.なのでしょうね?
いや、かくいう僕だって
子供の頃は履いてましたよ。
よくは憶えていませんが、
小学校三年生くらいまででしょうか。
その頃から寒いのは嫌いでしたけど
冬場も履いていたように思えます。


だけど、あれは成長した男子が履くには
ちょっとマズい代物ですよね。
いえ、実際にいたんです。
埼玉に住んでいた頃だとは思いますが、
50歳くらいの初老のオッサンが
股間の危うい半パン姿で歩いているというのを
僕は何度も見ています
(念のため書いておきますが、幻視とかじゃないですよ。
だって、奥さんも見てますから)。


たしか、そのオッサンは
ホワイトシャツに黒っぽい半パンで、
サスペンダーまでしていたような気がしますね。
まさに、
小学生男子の制服そのものといった格好で
50がらみのオッサンが歩いているんです。
しかも、七三分けで、眼鏡をかけて。
まあ、
大人だって、夏になれば
膝丈くらいの半パンは履きますよね。
だけど、ああいうのじゃないんです。
股間の危ういタイプの半パンです。
冬場でもそういう格好でたように思えます。




「春、ごめんって、泣きながらわめいていたらしい。で、その後子どもが出来て名前を付ける時に、妻が言ったんだ。「春」にしうって。酔わないと誰かに謝れないような人は、一生かけて償わないと駄目……って」
「うわ~……そんなぁ」


高校を買機票卒業し、大学に入学し、自分の後を追っていると気がついてから、いつか話をしようと思っていた。
大人になった今は過去の惨酷な遊びを、若気のいたりだったと謝って、子どもだったんだ、悪かったなと、一笑に伏してしまうつもりだった。

それなのに、今も春美は、部室に1人置いて行かれた過去の世界に住んでいる。
慕う後輩を残酷に翻弄する、聡一の居る過去に。