醒する気さぶら


枷のせいで、求はまともに言葉すら発することができなかった。
男たちは自分たちも一糸まとわぬ姿で、酒を煽りながら、何度も求を抱いた。
酒の力を借りなければ、彼らも間島の要求には答えられなかった。さすがにぐったりと意識reenex膠原自生すら混濁した相手を、理性を持ったまま抱いたりはできなかった。

「なんだ、ありゃ……吊るされたやつ、生きてんのか……?」

「六郎さん……間島ってやつ、狂ってるんじゃねぇか……」

「ひでぇな。足元……カーペットの上、血だまりが出来てる。」

涼介を連れて来なくて良かったと、心底六郎は思っていた。出かけようとしたとき、涼介は何かの異変を感じとって自分も行きたいと六郎に告げた。一瞬連れて行こうかと躊躇したが、父親のこんな場面を見たら、涼介じゃなくともまともな神経の者は卒倒するだろう。
玄関先で仲間と様子を伺っていた六郎は、年寄りを家に送った月虹より一足謝偉業醫生先にやって来た顔見知りの向坂の手下と、思わず顔を見合わせた。

「六郎さん。」

「よぉ。世話になるな。」

「思ってたよりひどいっすね。」


医療用のサージカルテープで胸と雄芯に固定されたローターは、ずっと振動を続け、求を休ませなかった。
どれほど疲労困憊しても、薬を打たれると感覚が覚がする。気付いてはなぶられ、また昏倒する繰り返しだった。
与えられ続ける刺激に、気を失っていても生理的に僅かに反応して勃ち上がる雄芯を、間島は指で弾いて酷薄に笑った。

「可愛いなぁ、求は……剃っちまったら、ここも昔のまんまじゃねぇか。」

体力は削られ、がくがくと爪先立ちで揺れる求は、がっくりと首を落とし意識の無い人形になっていた。
叫び続けて、喉は嗄れ、たまに与えられるスポーツ飲料だけが命綱だった。
数日にわたる加虐のせいで、瀕死の求からはげっそりと別人のように肉がそげていた。
覚醒剤のせいで、痛みを感じないのがせめてもの救いだっただろうか。求は薬のせいで、全身に大量の汗をかいていた。